2023/06/27~2023/07/04まで渋谷のヒカリエで開催されていた「Processing Community Day Tokyo 2023」(通称PCD2023)で、作品を展示させていただきました。
展示した作品の記録や展示会の感想をここに残しておこうと思います。
chatGPTを6セッション立ち上げて人狼ゲームを開催してみた
chatGPTが話題なので、しばしば使ってみていろいろと使い道を探っているの今日この頃です。
「自動生成された、ちょっとした人間味が垣間見れるやりとり」みたいなものを見たいなと思っているのですが、そういった方向性で物語を書かせると、予定調和的なものが出来上がってきてしまい、あまり満足できませんでした。
そんな中「chatGPTを複数セッション立ち上げてやり取りさせたら予定調和的な部分が少し抑えられるのではないか」と思ったので、その考えに基づいて「chatGPTを6セッション立ち上げて、1セッション1役で私がゲームマスターをする人狼」をやったら面白いのではないかと思いやってみることにしました。
Ver.38.0.13880リリースノート
2023年はAIとともに幕を開けたような印象を受けました。昨年の夏にはお絵描きAIが、そして年末にはチャットAIが一般開放され、誰でも容易にAIを扱える世界が到来したように思います。これが数年後にどのように評価されているのか、今から楽しみであります。また2022年はいろいろと変化があった時期だったかのようにも思います。総じてとても良いバージョンであったように感じています。
型くりこ「Difference Overlapping/差分重ね」について
blendMode(DIFFERENCE)を指定した状態で図形をたくさん重ねながら描くことで複雑な模様を表現する技法です。
型くりこ「Layer Circles/重ね円」
大きいサイズから小さいサイズの図形をたくさん重ねて描き、それらの図形同士を重ねることで、互いの図形が反発しあってひしめいているかのような質感を出すものです。
型くりこ「Tangent Cross/タンジェントクロス」について
「三角関数を使って円を描く」際に、x座標にはcos()、y座標にはsin()の値を使うことが多いですが、このうち片方をtan()にすることで、図形がクロスするような動きを生み出す技法です。
型くりこ「Laminated Pod/ラミネートポッド」について
円などの図形を少しずつ色を変えながら上方向に向かって重ねていくと立体感のある壺や柱のようなものが出来上がるという技法です。