型くりこ「Gear/歯車」について

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「Gear/歯車」について

文字通り、歯車のような図形を描く技法です。

「三角関数のcos()とsin()を使用して円を描く」という方法にワンポイント加えるだけで描くことができます。歯車の目の細かさなどを調整することでいろいろなパターンの図形を描くことができます。

使い方

「三角関数のcos()とsin()を使用して円を描く」際に、半径の大きさをでこぼこさせます。

カウンターなどを用意し、円を描いていく中でカウンターの値を使って「でこ」と「ぼこ」のどちらなのかを判断することで実現できます。

48角形を描いているが、6カウント毎に1区切りとしているため、8個のでこぼこが生成されて歯車のような図形が描かれている。

追加説明

半径の大きさのパターンを複数作ることで、複雑な形の歯車を描くことができます。

8カウントを1区切りとし「短い」「中ぐらい」「長い」の3パターンの半径を繰り返すようにしてみた

型くりこ「Gear/歯車」を使って、二つの歯車をかみ合わせてみた例。

二つの歯車をちょうどよい位置に配置し、それぞれ逆方向で回転させることでかみ合っているような動きになる。

応用編

「三角関数のcos()とsin()を使用して円を描く」方式であるため、同じ方式をとっている下記の「型くりこ Archimedes’ Spiral/アルキメデスの螺旋」と組み合わせることもできます。

あわせて読みたい
型くりこ「Archimedes’ spiral/アルキメデスの螺旋」について 螺旋状に図形を配置していく技法です。

型くりこ「Archimedes’ Spiral/アルキメデスの螺旋」と「Gear/歯車」を組み合わせてみた例。

でこぼこの図形が螺旋となって広がっていく。

その他作品

型くりこ「Gear/歯車」の考え方を使った作品をいくつか紹介いたします。

#つぶやきProcessing になってしまっているので、コードは圧縮されている箇所が多いですが、基本的な考え方は本記事に記載した内容と同等です。

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