Ver.40.0.14611リリースノート

世界情勢が未だになかなか落ち着かない中、さらに経済・金融面でも様々な混乱が発生し始めた今日この頃ですが、そんな中ついにVer.40に到達しました。さすがにこれはどうあがこうが世間的には「おじさん」という分類になるでしょう。気づけばだいぶ遠いところまで来たものです。

時間的には、ちょうど生まれてから成人までの期間をもう一周したということになるかと思います。そして、さらにもう一周すると、今度は「おじいさん」に進化するのかと思います。そう考えると、人生の折り返し地点感がすごいですね。

教育を受けていたころは、年が変わると環境が強制的に変わったものです。学年が上がったり、通うところが変わったり。そしてやるべきことやなすべきことが、明確に変わっていったものですが、社会人になってある程度たってしまうと、そういう区切りがほぼなくなってしまうなぁと改めて感じました。

そんな日々の中では、この「40」という数字は、ある意味では一つの区切りになりそうだなと思いました。


昨年は30代最後ということで自分にフォーカスをしてみようと「自刻」というテーマのもと活動をしてきました。あまり大きく変化を起こすことはなかったのですが、しかし私生活では少し自分というものを出して行けたのかなと思っております。

また、たまたまではありますが、昨年開催されていた「第一回ジェネラティブアート・アワード」では「大賞」を頂くことができました。「#つぶやきProcessing」もそうですが、ちょっとずつでも、自分というものを世界に刻むことができてうれしい限りです。

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これから40代が始まるわけですが、最初は少し落ち着いてゆったりとしていきたいなと考えております。そこで、Ver.40のテーマは「寂照」ということにしました。仏教用語のようですが、「落ち着いて対象を観る」のような意味合いがあるようです。

もともと脳科学系の「システム2」という考え方というか概念が好きでして、それをもう少し表層に持ってこれたら面白いかなと思っておりました。意識して「システム2」を使えたら良いのかなというような感じです(そもそもシステム2自体が「意識するもの」なので意味的には矛盾しますが、「自分語」に近いものなのでこういうのは雰囲気でいいのです。)

意味としては「静謐」のほうが近いと思っているのですが、これはVer.34で使ってしまったので、別の言葉として「寂照」というものを探してきました。(ChatGPTくんありがとう!)


あと、30代になるときには、スローガンとして「Go to Outside」を掲げていました。あれから10年経ちましたが、いまだにシェアハウス的なところでぬくぬくと過ごしております。

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お家(自分のお部屋)が好きなところは変わりませんが、おかげさまで出不精なところは少し改善されたようには感じています。

で、40代はどうしようかなと考えた結果「Feel the Unseen」にしてみることにしました。これは、これからは視えないものも意識していく必要があるかなと考えたためです。思想とか、心とか、そういう系ですね。
少しぽやっとしてはおりますが、10年ぐらいかけて考えていれば何かしらの答えや結果は出るのかなと思っています。


そういえば、なんと20年前の情報が残っているのでちょっと眺めてみました。成人式ですね。20年たっても書く内容というかポエム感というものはあまり変わっていないように思います。まぁ大体人間ってそういうものですよね。


近頃はAIとだいぶ共存できる未来が現実にやってきたように感じます。まだ確定申告仕事を自動でこなしてくれるレベルにはなっていませんが、共同作業をする分にはかなり信頼を置いて使えるレベルにまでなってきたなと感じています。まだ大規模プログラムを書いたり超長文を書くには微妙なところが目立ちますがそれも時間の問題でしょう。

成人したころ、まだ世にはスマホはなく、ガラケー(パカパカケータイ)と呼ばれる携帯電話が一般的でありました。インターネットではようやく動画コンテンツが出てきたような時代だったかと思います(Flashとニコニコ動画全盛期でした)。Lineはまだなく、MessangerとSkypeで友人と連絡を取り合っていたような時代でした。20年たって、様々なものがだいぶ便利になり、当時からすると「魔法」のようなものがとても増えたように思います。ここから20年後はどうなっているのでしょうね。多分AIは次のフェーズに進んでいるのだろうと予想しています。今でいう「ガラケー」が指す雰囲気が、今の「AI」になるんじゃないかな。早く脳みそにUSBケーブルを繋げてみたいものですね。

次の10年も変わらず楽しみながら生きていきたいと思います。
皆様今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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