昨年に引き続き、新型コロナウィルスの影響が多方面に出ており、そしてまだまだ影響は出てきそうな今日この頃ですね。この一年は、マスクが必須アイテムとなったり、ビデオ通話が常識となったり、リモートワークが一般的となったりと、今までの人生観や常識をがらっと変えるような年だったと思います。
私はお部屋大好きのインドア派であったため、お部屋の生活環境が充実していたので、StayHomeでも、リモートワークでも、この一年は特に不自由なく快適な日々を過ごしておりました。
そんな中ですが、無事にバージョン36をリリースすることができました。
バージョン36なので年男ですね。丑年生まれです。
前回の年男はどうだったかと思い返してみると、なんと記録が残っておりました。見返してみると、人との繋がりが見えてきた年であったようですね。
技術を元に、それを社会につなげる
12年前の日記より
とのことでしたが、この12年は仕事も趣味もプライベートも、様々な面で、技術を元に作ってきたいろいろなものが、他の人に繋がっていったように思うので、考えていたことはそれっぽく実現はされたのかなと思います。
こうやって過去のふりかえりができることはとても楽しいものですね。
さて、バージョン35のテーマは「典拠」でした。これは私を長く悩ませる「拠り所問題」というものにフォーカスをしていこうとしていた年でした。何を根拠に思考と行動をしていくか、という定義の元、その「何を」の部分は一体何に当たるのか、という問題でした。
結局のところ、残念ながら拠り所は見つからなかったのですが、今回分かったことが一つあり、それは「拠り所は何であれ、やるかやらないか」が重要なように思えてきた、ということでした。
思考や行動に根拠があると、説得力があり、行動の指針にもなり、ぶれずに進むことができるので非常に良いものなのですが、ここまで長らく問題の解決が見込めないので、あまり気にしない方が良いのかもしれない、という結論です。ある面では思考停止にも近いのですが、しかし、最終的にはアウトプットがどうか、が勝負どころなので、拠り所を探すよりもまず進んでしまった方が良いように思えてきた、というところが最終的な結論となりました。
そんなわけで「拠り所問題」は一旦置いておき気にせず進んで、また考えるべき時が来たら、新しい問題として定義していく、という考えの方がよさそうです。きっとその時はバージョンもいくつか上がっているので、また違った側面から問題をとらえることもできるでしょうし。
そういうわけで、今回のバージョン36のテーマは変えていく系で考えていたのですが、先日「改闢」というものを思いついたのでそれに決定しました。開く方の「開闢」が正しい言葉なのですが、前述した通り区切りの良い年でもあるので、改めていく方の当て字としてみました。新しく開くのではなく、今までに培ってきたものを、ここからまた新たにいろいろと改めて進めていく、というような思いを込めて、また一年頑張っていこうと思います。
次の12年がどのように進んでいくのか楽しみです。2033年。私は一体どこで何をしているのか、何を考え、何を成して、何を創って、どこに行こうとしているのか。
この12年がそうであったように、きっと12年後は今では考えつかないようなところにいるのだと思います。しかしながら、”いまここ”の気持ちと繋がっていれば、きっとどうなっていようが、楽しく幸せなのだろうなと考えています。
この気持ちを忘れずに。さぁ次の丑年まで。
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