HPがInfoseekにあったころの日記は、現在データベース化待機中となっています。
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今、CEATEC Japanが開催されています。最先端の技術(ハードからITまで)を各社がここぞとばかりに展示するイベントです。
土曜日に行こうと思ったのだけど、会社から『技術見るのはいいことだから行ってきてもいいよ~』と言われたので、本日見物してきました。こういう自由なとこ大好き。
丸一日使って、端から端まで見てきたのですが、どれもこれも『すごい』の一言でした。
最初は、薄型テレビやハイビジョンテレビが見れたり、5.1Chサウンドが体験できてすごいなーと思っていたけれど、これはまだ序の口でした。既存の技術だもの。
印象に残ったものをメモしておきたいので、以下メモメモ。
人間が感じることのできる光は10^5まであるけど、現在のモニタでは、10^3までしか表現できないらしい。
そこで、モニタの裏にLEDくっつけることで、10^5まで表現可能にしたモニタ。かなり光がリアルでした。コンピュータの3D技術のHDRっぽい感じ。
現在の折りたたみ携帯の半分部分だけが大量にあるもの。これを好きなように組み合わせて使うらしい。
例えば、キーボードとディスプレイをつければ、現行の折りたたみ携帯になるけど、キーボードを2つ繋げて、その前に、ディスプレイを置けば、それはフルキーボードになる。ディスプレイを2つ繋げばNintendoDS見たいな感じの画面にもなる。
それぞれが通信しあうことで、好きなものを好きなだけくっつけて自在にデバイスを作れるところがすごい。
電子ペーパーを携帯の背面に配置したものが斬新でした。これによって、携帯の模様替えが自在に行える模様。いいアイディアだなぁ。
他に、鍵に電子ペーパーがくっついていて、CLOSEDって表示されているものがありました。『家のドア閉めたっけ?』を解消するものなんだと思います。
あと、電子ペーパーをコンビニとかの価格表示部分に使ったデモがありました。電子ペーパーは電気無くても情報を保持するので、成り立つわけですね。
携帯電話にプロジェクタをくっつけようというもの。構想段階のようだったけど、実現したらビジネスマンの必須になりそうだなぁ。
9セル(3×3セル)を1セルとして扱い、それぞれ9方向に光を飛ばすことで実現してるらしい。
なので解像度も1/9になるけど、裸眼でよいのはすごいと思う。
人間は、物に反射してきた光を感知して物を捉えている。そこで、この光をエミュレートして発生させれば、理論上そこに物体がなくても物体があるように見える、というもの。理論がすばらしい。
実際にデモがあってちゃんと映っていました。自分が横に動くと、見えているものも回転していたので(物体の側面を覗こうとすれば、当然その物体の横が見れる。こちらの動きを感知しているわけではなく、あくまで上記理論で光を出しているだけ)、かなり高い精度でエミュレートできているようです。
技術はものすごいスピードで進んでいるのが展示会全体で感じられました。
しがみついていないと、すぐ置いていかれるくらい。
こういう技術系の分野はITに限らず基本的に早いんだなぁ。
もうITに縛られてるのはもったいないですね。もっと広い視点を持たないと。
自分がくだらないことで消費したその時間で、次々と新しい技術が生まれている。これは展示会に行くといつも感じることです。そして『やっぱり、なんでもありなんだなぁ』と思います。
技術は絶対あとからついてくるから、必要なのは『数年後の常識』を考える力。これができれば、世界はもっと面白く進んでいくのでしょう。
1人の人間が
10を学習し
100の知識を得て
1000の技術を習得する。
そして
10000の資金と
100000の時間で
1000000の製品を生み出し
10000000の場所に届けることができれば
きっと
有限の物質を使って
無限の未来を創造することができるのだろう。