CEATEC JAPAN 2010に行ってきました。

昨日は幕張メッセで公開されていたCEATEC Japan 2010（リンク先：CEATE JAPAN公式）に行ってきました。
最先端のハードウェア技術が集まる展示会です。
一昨年は会社として行って感動しきたのですが、昨年はCEATEC自体を忘れていて行けませんでした。
今年は忘れないぞ、と思っていたのですが業務多忙で会社としては行けなかったので、土曜日に個人で行くことにしました。

一昨年にいいなと思った「バックライトがLEDのモニタ」は市場に出てきたところ。 「アドバンスドデザイン携帯」はセパレート携帯としてdocomo PRIME F-04B（リンク先：docomo公式内）として登場。
「電子ペーパー」もKindleとして登場。携帯の背面で模様替えができるやつも市場に出てたと思います。
「携帯プロジェクタ」も実物を見たことないけど、あったはず。
「メガネつけなくても立体に見えるディスプレイ」は「裸眼立体表示」として出てきますね。Nintendo3DSとか。

そんな感じで、CEATECで出てきたものは、数年後（今回は2年後）に一般にまで普及しているので私はCEATECは「未来を観に行く展示会」だと思っています。

以下、いいなと思ったものメモ。

モーションインターフェース

空間で「手」を動かして操作するインタフェース。
こちらはHITACHI。フロアガイドのサンプルのようでした。
突き出てるモニタの「上空」で、手を動かすとそれに合わせて画面も動いたり、指さしすると、刺したところの情報がとれたりするもの。
近未来の映画のようでした。

もひとつ。写真は無いけど、テレビを操作するインタフェースを開発しているところがありました。
テレビに向かって「バイバイ」すると、メニューがテレビ上に表示され、さらに右手の位置がキャプチャされます。
この状態で右手を動かすとメニューがいろいろ選べるので、チャンネルを変えたり音量を変えたりできました。
もう少しレスポンスが早くなればテレビリモコンがいらなくなりそう。

眼鏡デバイス

待ちに待った眼鏡デバイスがついに来ました！
docomoともう一社のブースで「眼鏡に取り付けて、視界に情報を映し出すもの」が展示されていました。
実際に体験もできたので、それぞれやってみました。写真撮り忘れたので直リンクで。docomoの研究開発展示（リンク先：docomoスペシャルサイト）

docomoのは、「320x240の小型ディスプレイ」にコンパスが内蔵されているようで、「目的地を登録すると、そこまでナビしてくれる」ものでした。
携帯電話から小型ディスプレイに画像を転送しているようです。写真はその携帯電話の画像。これが眼鏡に取り付けた小型ディスプレイに出てきます。

大きさは、視野の1/16ぐらいの領域使ってましたが、体感的には問題ない感じでした。右目だけがその情報を見れるので、左目からの情報を使えば死角はない感じでした。
あと、上を向くと「天気と気温」を教えてくれたり、GPS（かな？）を使って街中を歩いている際に、視界にあるお店の情報を表示するデモなどを体験できました。

もう一社は、名前を忘れてしまったのだけど「網膜に直接投影する」タイプのデバイスでした。

ついにここまで来たか、と感じました。これが数年後に来るとなると今からワクワクドキドキです。一般販売されたら真っ先に買おうと思います。

その他は全体的に「3Dテレビ」と「スマートフォン」が多かったので、さすがに見飽きちゃいました。
3Dテレビはどうなんだろうなー。立体感あるけど「うーん。だから？」感が強いです。
個人的に3D技術で良いと思ったのは下記2つ。
まず、ゲーム。ゲームなら3Dになった場合に、3Dの立体を楽しむというより、ゲーム的に「見やすくなる」点がいいなーと思いました。
また、Sonyのブースでやってたのですが、試合とかをリアルタイムで横幅数十メートルあるスクリーンに投影するのもありかなと思いました。
まるで試合会場にいるかのように感じることができました。

スマートフォンは、どれも「iPh○ne」のインスパイアが否めないものでした。ただSharpのGALAPAGOSの小さい方はいい感じの大きさ（iPhoneより大きいけど、大きすぎない）ので、良いかもと思いました。

私はハード専門ではないので、そこにのっけるソフト側を担当。
ということは、アイディアを出す力と、どんな開発環境にもついていける「基礎力」が大事なのかなー。
その辺を意識して、また明日から頑張っていこう！