この記事は2011/04/11に続いています。
5本目のリフィルの挿入手順が簡単になった至高のペンStylefit Biz.が改となって新登場。も併せてお読みください。
Stylefitとは三菱鉛筆から販売されているペンのことです。
ペンホルダーとリフィルが別々に提供されていて、ペンの種類がゲルインクが0.28mm、0.38mm、0.5mmの3種類がそれぞれ16種類ずつ、油性ボールペンが0.7mm、1.0mmが3色ずつ、またシャープペンが0.5mm。と多数揃っています。
これをペンホルダーに自由最大5本まで入れることができるので、自分好みの多機能ペンが作成できます。
この「カスタマイズ」タイプのペンは何種類か販売されていますが、5本も入れることができるのは、確認した限りではこのStylefitのみです。
Stylefitの発売は昨年。それ以来、このカスタマイズ+書きやすさが気に入ったため、自宅用、手帳用、会社用と用意して、ずっと愛用してきました。
しかし、このStylefitには1つだけ残念な点があります。
それは「ターゲットが女子学生」という点です。
このため、ペンホルダーは非常にかわいい感じ(≒チープ)となってしまっております。
5色も使えるため、このペンはビジネス界にももってこいのツールだと思っております。ペンの色を何色も使って、情報効率をアップさせるというLifehackがあるくらいです。
しかし、そこはメインターゲットとなっていない(と私は感じる)のが残念なのです。
そこで今回、このStylefitを改造し、会社やビジネスで使っていても恥ずかしくない外観を持つ「Stylefit Biz.」を作ることにしました。
Stylefit Biz.の作成には下記のものが必要です。
・Stylefitのリフィル、好きなものを5本。
・はさみ
・ペンチ(怪力でも代用可ですが、ペンチを推奨)
・紙やすり(できれば)
そして、
・ドクターグリップ4+1
ドクターグリップ4+1は持ちやすさに定評があり、また外観にはそれなりの高級感があります。そして、なんとStylefitと互換性があるのです。ペンのサイズ、径が同じなので、Stylefitのリフィルを取り付けることができます。
つまり「Stylefit Biz.」は、ドクターグリップの持ちやすさ&高級感+Stylefitの多機能性・書きやすさを兼ね揃えた至高のペンなのです!!!
左がドクターグリップ4+1。右がStylefit。ドクターグリップは1000円ぐらいで売ってます。意外と安いです。
なお、上記材料はドクターグリップ4+1に「Stylefitのリフィルを5本」装着する場合のものです。
目指すものが「リフィル4本+ドクターグリップ既存のシャープペン」で良い場合は、はさみとかやすりは必要りませんし、解説するほどのものでもありません。
普通にドクターグリップのキャップを外して、リフィルを取り換えるだけで完成します。
しかし私はシャープペンを使わず、「ゲルインクボールペンを5本」使いたいのです!
その手順を以下に記します。
まずは、ドクターグリップ4+1をばらします。
シャープペンシルは、普通は先端のみ取りますが、今回は軸も取ります。結構固いのでペンチがお薦めです。
この時、リフィルを引っこ抜く勢いによっては、中の構造まで一緒に取れることがあります。スプリングとか、シャープペン固定突起(下記画像で、ばねの右側にあるもの)が勢い余って飛んで行って紛失する可能性がありますので、十分お気を付けください。
ちなみに、シャープペン以外のリフィル4本を一気に引き抜くことで意図的に中の構造を取ることもできます。(これはタイミングが重要です。あきらめずに何度もTry!)
中の構造を取る必要がない場合は、シャープペン以外のリフィル4つをStylefitのものに変えてドクターグリップに取り付け、「3」に進んでください。
中の構造を取った(もしくは取れてしまった)場合、ペンのノック部分の順番を入れ替えることができます。
私はStylefit Biz.でも、Stylefitの時と同じ順番にしたいので中の構造を意図的に取り出しています。
取りだしたら、下記画像の用に、ノック部分とリフィルを結合して、そこにスプリングを通してください。
できたら、一本一本ドクターグリップ本体にはめて行きます。シャープペンシル部分は後で行うので、今ははめなくて大丈夫です。
5本目のリフィルの挿入手順が簡単になった至高のペンStylefit Biz.が改となって新登場。も併せてお読みください。
上記記事により、本手順は必要なくなりました。[2011/04/11 追記]
シャープペン部分にペンを取り付けるわけですが、シャープペンは構造上、リフィルよりちょっと短くする必要があります。
切る位置は、「リフィルの色が付いている所よりも若干短く」です。
また、切った後、下記画像の様にささくれっぽくなると、スプリングに引っかかってうまく本体にはめることができません。
やすりなどで削ってください。
また、シャープペン部分に取り付けるリフィルの内径は、若干太くしておく必要があります。
そこで、リフィルの後ろ側に、ドクターグリップのシャープペンリフィルの先っぽを入れて、「ぐりぐり」してちょっとだけ内径を広げます。
これで、ドクターグリップ本体に取り付けてうまくはまれば成功です。途中でばねに引っかかる場合は回しながら取り付けてください。ささくれが引っかかっている場合もあるので注意してください。また、切断する際に軸がゆがんで楕円になってしまった可能性もあるので、リフィルの軸が円になるように形を整えてください。
ちなみに、構造を取った場合は、シャープペン固定突起も取れている場合があります。(下記画像の右側のもの)
その場合は、それをリフィルの後ろにふたをするように取り付けてください。その状態で、ドクターグリップ本体のシャープペン部分に押し込めばはめることができます。
これは一回取り付ければあとは意識する必要が無くなります。(毎回シャープペン部分のリフィルを取り換えるたびにふたをつけなおす、なんてことはしなくて大丈夫です。内径を広げる「ぐりぐり」だけでOKです。)
無事に5本のリフィルが装着できたでしょうか。
途中、構造を取った場合は、ここでリフィルガイド(? 穴が5つ空いてる白っぽいもの)も装着します。突起部分が上(ノックする方)に行くようにはめてください。その状態でペンキャップを閉めると最後の方で「カチッ」と音がしてきちんと固定されます。
これで無事にStylefit Biz.が完成です!
Stylefit Biz.はペンとして違和感なく使うことができました。シャープペン部分もボールペンとして問題なく機能しています。知らない人なら、これが改造されたペンだとは分からないでしょう。
ドクターグリップの持ちやすさと高級感。そして、Stylefitの書きやすさとカスタマイズ性。
このStylefit Biz.はどんな場面でも500%の力を発揮する、まさに至高の多機能ペンと言えるでしょう。
ちなみに余談ですが、Stylefit Biz.は太いので、手帳などに挟んで携帯する場合、かなり太めのペンホルダーが必要です。
「ダヴィンチ手帳シリーズ」の「レザー下敷」であればそこそこ問題なく格納することができるのでお薦めです。
書くまでもありませんが、本改造は非公式なものです。全て自己責任でお願いします。ペンが破損しても私は一切の責任を負いません。
ただ、私は三日ほど使いましたが問題なく使えていることも同時に記しておきます。
あと、Stylefit開発者様。ビジネス向けのペンホルダーも作ってください!
きっと売れます!少なくとも私は愛用しますから!是非!
コメント無し
2013年もよろしくお願いいたします!
合計 | 228095 |
12/12 | 20 |
12/11 | 99 |
12/10 | 80 |
12/09 | 93 |
12/08 | 78 |
12/07 | 93 |
12/06 | 98 |
1,722,429 | 秒 |
478 | 時間 |
19 | 日 |
5.4617 | % |