第３回目はサイドバーについてです。
Vistaの最初のほうからアナウンスされていた項目で、Vistaの視覚的特徴のひとつですね。

～ Windowsサイドバー ～

Vistaのパソコン宣伝などを見ると、必ず右側くっついている黒い帯です。その上に時計やカレンダーを乗っけることができます。
それぞれの小物のことをガジェットと呼びます。標準でいくつかガジェットがついていますが、オンライン経由で追加することが可能です。

こんな感じ。標準で11のガジェットが用意されております。

・時計：タスクバーの右下にデジタル時計がありますが、私はこれよりアナログのほうが判断しやすいです。なのでそこそこ使えます。

・CPUメーター：CPU使用率とメモリ使用率が見えます。CPU使用率を見たい中級者向けかな？あとメモリの判断材料にもできますね。

・カレンダー：カレンダーです。月では無く、日めくり式にすることもできます。これもそこそこ使えますね。

・天気：天気が見れます。地域ももちろん日本に対応してます。

・フィードヘッドライン：IEと連動して、取得したRSSを日付順で並び替えてくれます。ただ、内容を見るためのウィンドウが小さいので使えない気が…。

・ピクチャパズル：どう見ても、待ち時間に使ってねガジェットです。

・スライドショー：指定フォルダの画像ファイルを表示してくれます。使い道はたくさんありますね。

・株価パネル：株価がわかります。がよくわからなかったので割愛。ちゃんと株やってる人は、こんなの使わずに独自のスタイルで進めている気がしますが。

・通貨換算：サービスはご利用になれません。ん、なんだろう…？

・付箋：メモ帳のように文字を入力することができます。ちょっとメモしたいときに便利。

・連絡先：おそらくOutlookと連動しています。名前を検索するとアドレスと電話が出てくるもの。

んー、全体的に微妙です。
Windowsサイドバーが入るとアナウンスされてから、発売までのこの期間、かなりロスになっています。
Vistaの発売が遅れたその時間で、いろいろなサイドバーが登場してしまいました。機能性では、Windowsサイドバーはまだまだだと思います。
あと、それぞれのガジェットの設定項目が貧弱なのも気になります。もっと好みの表示形式にカスタマイズしたいものです。（たとえばフィードはページごとに分けるとかブラウザに飛ぶとか）
あとIE連動、Outlook連動というのもいまいちです。というわけで、やはり初心者向け機能のように感じました。

そんな私は、前に書いたとおりデスクトップサイドバーを利用してます。
欲しい情報を効率よく、かつ好きなように配置できないと空間がもったいないですね。これぐらい自由にカスタマイズできないと、本格的には使えないと思います。

とはいっても、簡単にデスクトップ環境をデコレーションできるツールであることには間違いないです。
今までこういうのは"スクリーンセーバー変更"とか"壁紙変更"とか機能性が無いものばかりでしたからね。
これを気に、パソコンというのは自分でカスタマイズしていくものだという世界を理解してみてはいかがでしょうか？

次回はハードディスクについてです。お楽しみに（・－・）ﾉ