哲学本
同名のHP哲学的な何か、あと科学とかのコンテンツがそのまま本になったもの。
そこのHPが前々から気になっていたので。
哲学だけど、科学、量子学のあたりまで踏み込んでくるとても面白い本。哲学というものが、幅広く変な所まで踏み込めるということを証明しています。
いろいろな世界を知るきっかけとしてとても良い本だと思います。
文系理系とかどうでもよくて、突き詰めると全部繋がるんだなということが垣間見えます。
そういえば哲学系の私の友人もこう言っていました。「すべての物事からあらゆる学問を差し引いて残った残りかすが"哲学"」
逆にいえば、哲学がベースにあって、その中で専門化されたものがどんどん独立して1つの学問になっていったんじゃないかなとも思います。
著者の2冊目の本は『哲学的な何か、あと数学とか』。これも確保済みなので近いうちに読み進めます。
いろいろ印象に残りまくりですが、特に印象に残ったのは下記のフレーズ。人工知能の章から。
「実際に知能があろうとなかろうと、知能があることを他人に見せなければ、知能がないと断定されてしまう。『本当に知能があること』と『知能があると認めてもらうこと』は別なのだ。」―本文より引用
自分(またはある物体)は他者によって定義される。この観点が面白い。この定義の一般項もしくは最大公約数が「常識」とか呼ばれるのかなぁ。
哲学の考え方に興味はあるけど、気楽に読みたい・知りたい人へ。
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