HPがInfoseekにあったころの日記は、現在データベース化待機中となっています。
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昨日と本日を持って、2年間お世話になった先輩の会社を卒業してきました。
長い送迎会が終わって、ちょっと感想を。
名目上はアルバイトだけど、それ以上のことができたし、させてもらうことができた。
2年間での経験と体験を総合したものは、ひとつの大きな分岐点であることは間違いないなぁ。
いろいろ学んだけど、まとめると3つぐらい。
ひとつは個人の力を学んだ、ということ。
たくさんの人間が地球にいて、統べたり統べられたりするけれど、それをまとまりで評価するだけではいけない。
人間一人ひとりはそれぞれ様々な能力を持っていて、それをうまく統合できたらすごいことができる。
たくさん人間がいれば、労働力が増えるし、組織としてみた場合の能力のカバー率も上がるけれど、結局は人数というものは、ただ、可能性の確率を広げるだけのもの。
この世界に100%は無いから、確率が0ではない限り、
人間が1人だろうと100人だろうと、その運用方法で結果はぜんぜん分からないものになるんだなー。
ふたつめは、学んだというか、1つの正解をもらったような感じ。
初めて自分の技術(≒趣味)がお金になったところでもあります。
とある案件で、自分がパソコンをやるきっかけになって、ずっと趣味で触っていたExcel-VBA(VisualBasicApplication)が使えたことがありました。
自分の持っているものがそのまま使えて便利に役に立ったのは嬉しかったし、仕事なのでお金もお給料という形でもらえました。
このお給料は、自分の人生を正解と見てくれたような、そんな役割を担っています。
(お金はこの世界で最低限必要なものだけど、かといってお金を得るために何かをするわけではなく、何かをしていると、お金が自然と来る、ということを証明してもらったわけです。)
小・中学生時代で、パソコンをひたすら触っていれば、両親に目を付けられるわけです。(特にPCへの理解が全然無かった母)
友達と外で遊べとか目が悪くなるとか散々言われて、一応それは適度には従わなければいけなかったけれど、でもパソコンは放さなかった。
その放さなかった結果が、今ここでちゃんと成果として認められたのは、大きかったなぁー。
最後は、殻を破ること。
きっとこの会社にいたバージョンといなかったバージョンの自分の性格はずいぶん違うと思います。
開発合宿とか、昨日と本日での送迎会5次会とかは、絶対他の人生ルートでは経験できなかったもの。
あと、いろんな人間に会えたことと、話すことの楽しみを教えてもらった場所でもあるなー。それまで、会話に対しては最低限の意思疎通の言語手段としてぐらいしか認識してなかったし。
これで、先輩の会社とは離れることになりますが、それはこの一瞬のことを言葉として残すと、そういう表現になるんだと思います。
何があるか分からないこの時代。どこかでまた逢うかもしれないし、というかITの力でいつでも逢えるし、数年後買収するかもしれないし、されるかもしれない。気がついたら戻っているかもしれないし、逆に引き抜いてるかもしれない。
きっと、お互い進んでいる限り、どこかで何かが繋がっているから、見えない部分では必ず関与しているはずで、それでいいんじゃないかなー。
この2年間、何人かの人間がその場所に『たまたま』居て『たまたま』何かしてた、というぐらい。
離れるとか居なくなるとか別れるとかは、あんまり重要じゃないと思うんだ。その記憶が重要かな(・-・)