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ディセントと呼ばれるボードゲームがあります。
ボードゲームといっても、コマが80個はいってたり、カードが数百枚入っていたり、ルールブックがA4変形ぐらいで何十ページもあったりするもので、本格ボードゲームとでも呼べる感じのものです。
そんなわけで、お値段も普通のボードゲームの3倍ぐらいし、プレイ時間も3時間~というなかなか素敵なゲームであります。
それほどまでのゲームがなぜ、ゲームとして成り立つのか、という考察や、ファンタジーな世界観が好きだったのと、友人もディセントに興味があったというのが重なり、このボードゲームを購入することとなりました。
そして先日、友人と共に、第1回『ディセントの会』を開催し、その世界観を堪能してきました(・-・)!
このボードゲームは、テーブルトークRPG+ボードゲームという感じです。プレイヤーは冒険者となり、ダンジョンにもぐり、クエストをこなします。
また、プレイヤー以外にゲームマスターが存在し、これがクエストとモンスターを管理します。つまりプレイヤーVSゲームマスターの構図が生まれるのです。
ただし、テーブルトークと違うのは、ボードゲームである点(テーブルトークほど想像力による自由度があるわけではない)と、ゲームマスターの勝利もあるという点です。
前者、テーブルトークの醍醐味、『何でもできる』ですが、本ゲームは一応ボードゲームなので、自由気ままには行動できません。(松明と油で火の壁を作り、緊急で動物を避けるとか、そんなのはできない)
ただし、選択肢は多いので、それなりに好き勝手には行動できるのは良い点です。協力とか、仲間に前方任せて、自分は魔法陣から街に帰って装備を整えて来るとか。
後者、テーブルトークにおいては、『ゲームマスターですら、プレイヤーの勝利を目指す』という暗黙のルールがあったりしますが(全員で楽しむのが目的なので)、このゲームの場合はそれはありません。
ゲームマスターは、一定以上プレイヤー側に損害(ようはKill)を与えれば勝利できます。
一般に、テーブルトークでは、袋叩きはやりにくいのですが(不公平だから)、本ゲームでは、死んだ英雄もすぐ復活するので、『袋叩きにさせる状況を作ったのが悪い』という名目の元、それができるところが楽しいところです。
初回なので適当クエストで、とりあえず遊んでみたところ。フィールドも1/3。でも2時間かかりました。でも、遊んでいる身としては一瞬でしたが(・-・)
結構強めかなと思っていたボスもあっさり倒されてしまいました。
もっとシビアでもぜんぜんいけたなぁ。
肖像権問題はクリアしたのですが、いろいろと何があるか分からないので、写真はゲーム場だけにしました(>-<)
その友人はペインターでもあり、ディセントの全コマを塗ってくれました。80コマ(・-・)!80コマ(・-・)!
コマの色は、もともとは灰色の単色だったので、おかげで臨場感が250%増しになりました。すごい。
第2回も開催したいなー。
はぅ君プロジェクトでは参加者を募集しています。
よくよく目を凝らせば、何物も手に入る時代になってしまった。
コマだって、オブジェクトだって、すばらしいできのものが、すぐに、安価で手に入る。
だから、それらを使って何をやるか、だね。
インフラは揃った。それらの価値を高めるのは、更なるモノではない。
その上のレイヤーにある、ルールと情報がそれを担う。
そして、その上、3つ目のレイヤーに、『ヒト』がいるのだよ。ね。
175 | ぺじ | 2009-02-24 14:54:33 |
はぅ君はディジタル社会のトップランナーだと、私は思っているので(勝手に笑)ボードゲームにはまっているというのが、とても面白いです。人間の想像力の前には、PS3もボードゲームの大した差はないのかもしれないと思いました。映画が書物に100%取って替えられないように。 ま、男の子はミニチュアとかすきだしね! | ||
177 | はぅ君@管理人 | 2009-02-24 19:42:52 |
>ぺじさん 今日もデジタルの世界を駆け巡ってるはぅ君です。どーもこんばんは(・-・)ノ 私は昔は、ボードゲームとか、モノが一切存在しないペーパーゲームからこっちに入ってきたので、実はボードゲームはコンピュータより原点だったりします。ボードゲームでできないことをコンピュータでやってやろうみたいな流れで、ここにいる感じです。 しかし、確かに想像力の前では、全ては究極的には意味の無いものになるかもしれませんね。なかなか面白い視点をありがとうございます。 |
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