HPがInfoseekにあったころの日記は、現在データベース化待機中となっています。
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人間の頭というものは、大容量の記憶領域を持ちながら、データ保持が不安定という欠点を持っている。それを解決するために、人類はメモ帳という画期的なアイテムを作り出してきた。
メモ帳に頭のデータを書き込んでおけば、たとえ忘れようが、記憶があいまいになろうが、そのデータを鮮明に思い出すことが出来るからである。
社会人になるにつれ、忘れてはいけないことというものが増えてゆき、また、重大な情報を得る機会が増えるため、メモ帳の必要性が必須になってくるのである。
単にメモ帳といっても、千差万別。大きさ、形、枚数、質…など種類は星の数ほど存在するため、多くの人はそもそもメモ帳を持っていないとか、とりあえず無難なメモ帳や安かったものを利用しているとかで、自分にとっての『これだっ!』というメモ帳を持っている方は少ないのではないだろうか?
今回紹介するLifeHackは、まさに『これだっ!』と成りうる、強力なメモ帳。その名も『メモ帳2.0』を紹介してゆきたい。このメモ帳2.0は、どこが2.0なのかというと、『ページを自由自在に操作できる』という点である。
例えば、不必要なページを削除することも可能だし、今あるページの間に新しいページを挿入することも可能である。また、ページが足りなくなったら追加もすることが出来る。
現在存在する文具品の中で、これが出来るのは、バインダーリングを装備したバインダーもしくは手帳である。しかし、これらの場合、リングを開閉するのが非常に面倒という欠点を持っている。また、大きいためかさばるのも問題であるし、そもそもメモ帳とは言わない。
また、単語暗記カードという手もあるが、これはメモ帳としては非常にかっこ悪い上、小さすぎるという欠点を持っている。
さて、実際に作成に入ろう。
用意するものは、名刺サイズの"ちょっといい紙"2枚と、同じく名刺サイズの情報カード。スライドクリップ。そしてミニシャープペンシルである。もちろんボールペンでも構わない。
字が大きい人は、もう少し大きめのサイズを購入しても良いだろう。
この"ちょっといい紙"というものは、中規模以上の文具店にならある、『ポストカードコーナー』付近に必ず売っているだろう。著者は個人的趣味からマーメイド紙を選んだが、様々な種類があり、それぞれ手触りが異なるので、好きなものを選んでいただきたい。これは1枚7円程度と非常に低コストである。
情報カードもこれまた中規模以上の文具店になら置いてある。100枚単位で売っていたりするので、迷わずそれを選ぼう。他にも罫線タイプなどあるようなので、それでも構わない。著者も、次は罫線も買ってみようと思っている。
スライドクリップは今回のメモ帳2.0のキーポイントである。ワンアクションで物を止められる上、飛び出たりかさばったりしない優れたクリップである。
500円程度で一式揃うだろう。
まず、"ちょっといい紙"の四方をセロハンテープなどで補強する。これを行うだけで、紙の耐久度がぐんとアップするのでおすすめである。また、紙全体に行えば、水耐性を得ることも可能だ。
後は、"ちょっといい紙"2枚の間に情報カードを挟み、スライドクリップで固定するだけである。これで、メモ帳2.0の完成となる。
名刺サイズなので、胸ポケットやジーパンの後ろポケットにぴったりである。またカバンの中に入れたとしてもかさばらない。いらないページが出来たら、取ってしまえばいいし、足りなくなってきたら追加すればよい。また、ページの順序を変えることだって可能だ。ここで、すぐに外すことができるというスライドクリップの力が発揮される。
これで必要なページのみ残していくことが可能だ。
著者は、これに1日1ページとして利用している。その日に必要なメモを記入し、やることなどのタスクは□を書いておく。ページに残った□にすべてチェックマークがついたら、そのページは破棄してしまう。
そう、メモ帳2.0はタスク管理システムになっているのである。
また、1タスク1ページというもの面白いかもしれない。これならば、やる仕事が一目瞭然で非常に分かりやすい。
ローコストなLifeHack。あなたも始めてみてはいかがだろうか?
似たような記事が、本家のLifeHackの本に載っているようですが(未確認情報)、そちらとの関連性は一切ありません。
人間の思考は、詰まる所までくれば似てくるというただそれだけです。