転生の法と思考のひきつぎ。
転生について、ファンタジー的に考えていたのだけど、ふと、現実的に転生を実装するならどうやればいいのかな、ということを考えていました。
ちなみに、ここでの転生は思考（魂）を保持したまま、次の新しい肉体に飛ぶという定義ね。生まれ変わりみたいな。

人間は文章によって知識を残すことが可能となっています。
知識から、思想が生み出されていくわけですが、ここで生み出される思想というものが、もし自分と似たようなものになるならば、それは思想の観点から転生を成しえてことになるのではないでしょうか（・－・）？
自分とはまったく違う人間かもしれないけど、思想だけはほぼ共通という人間が生まれるわけです。
『引き継ぐもの』とか『後を継ぐもの』に近いのかなー。

思想から行動が作れら、行動から人生が作られるわけですから、思想の観点で転生ができたならば、自分の思想が、それを引き継いだものによって、未来で実現されるかもしれませんね。もちろん、その場に、自分の意識は存在していないかもしれないけれど。
宗教なんかは、もう何千年も残っていて、（私は詳しく知らないけど）ある面ではいろいろ思想が引き継げていると思うので、そういう意味では、転生ができているのかもしれませんね。

そう考えると、何かを残して置くのは、とても大切で有意義な事なんだと思えてきます。科学のいろいろな分野でも、理論だけあって、後の世界で実証されたものはありますしね（・－・）
彼らの意思は、彼らの意識自体は滅びちゃったかもしれないけれど、ちゃんと受け継がれて、実現されたわけです。

さて、『人生』という言葉は、個人の生き様と解釈されるけど、今回、人生は『人類自体の生き様』と等価でもいいんじゃないかなーと思いました。個人の思想が未来に進み、その結果、人類全体が何かの影響を受けて、そこからまた思想が生まれて、と続いていくわけです。
人類をひとつの個として見た場合、もはや個人はどうでも良くて（我々自身を考えるとき、その細胞の一つ一つはどうでもいいのと同じように）、その時に、個となった人類が何を持っているかが重要なんじゃないかなーと考えています。
個人は思想を運ぶ仲介者であって、生きているのは、人類という生命システム、のような。
生きるということが、ミトコンドリアを運んでいるという理由だけじゃ、つまらないと思うんだヽ（・－・）ﾉ

昔、りぃんかぁねぃしょんというタイトルで日記を書いた記憶があって、そこと本日の日記がリンクするはずだったのだけど、その日記がデータベース上に見つからなかった…。前のinfoseek時代の日記だったのかなぁ。
過去の日記のデータベース化と、検索システムの実装をここ２年ぐらい放置してるけど、そろそろちゃんと進めて置かないと。

思考は日々変わっていくものだと思うので、過去の思考を否定したり、封印したりしないで、それらを比較、融合することで、さらに新しい思考を得る事ができるはずだと思います。
そうやって、ばらばらのものを再融合していって、さらにそれを昇華したら、一体何が生まれるだろう（・－・）？